■第19回アジア競技大会中国 杭州(日本時間6日、大会13日目)

バドミントン各種目の準決勝が行われ、男子シングルス世界ランク3位の奈良岡功大(22、FWDグループホールディングスリミテッド)は開催国・中国の同ランク6位の石宇奇(27)に5-21、15-21のストレートで敗れ、日本勢初の決勝進出はならなかった。男子シングルスは前回大会で西本拳太(29、ジェイテクト)が日本勢48年ぶりの銅メダルを獲得していて日本勢2大会連続の銅メダルとなった。

女子シングルスでは強豪を相手に次々と勝利した大堀彩(27、トナミ運輸)が中国の陳雨菲(25、同ランク3位)に挑んだ。第1ゲームを奪い、勢いに乗るかと思われたが陳に逆転を許し、ゲームカウント1‐2(21-18、10-21、8-21)で敗れた。バドミントンは3位決定戦が無いため、前回大会の山口茜(26、再春館製薬所)に続く日本勢2大会連続の銅メダル獲得。

7日の決勝には混合ダブルスの渡辺勇大(26、BIPROGY)/東野有紗(27、BIPROGY)が勝ち上がっている。
このあと女子ダブルス準決勝に福島由紀(30、丸杉)/廣田彩花(29、丸杉)が登場する。