召古裕士さん
「”ミジンギリギリツツガイ”というのが、ここで見つかったんだよ。」

小さくて、ギザギザで、筒になっている貝「ミジンギリギリツツガイ」。島根県の他の海岸では、なかなか見つけることができなくなったこの貝も、小波海岸では見つけられます。
召古裕士さん
「これは巻貝。昔の貝は巻いてなかったんだよ。よかったね、ツノガイが見つかって」
海の楽校は、目の前がすぐ海岸。実際に海岸で貝などを探す「ビーチコーミング」も、海の楽校の体験メニューのひとつです。
海の楽校に参加した子ども
Q.今まで砂浜で貝の見たことは?
「あんまりなかったです」
「いろいろな貝で、いろいろな種類で、いろいろな色がたくさんあって、きれいな貝がいっぱいあって、すごいなと思った」
召古裕士さん
「海の楽校で、子どもたちと接しているが、それは何のためかというと、サスティナブルなため。海で見たミジンギリギリツツガイがなんでいなくなったのか?それは、便利で豊かな社会を求めることによって、失われる環境があるということとリンクしてないから、こういうことになると思います。全体を通してものを見る力・考える力・感じる力、そういったことが備わったら、持続可能な社会、100年・1000年続く暮らし方・生き方が学べるのではないかと思いますね」

世界でも珍しい、多様な貝からなるシェルビーチ。そんな海岸が描き出す小波ブルーという海の青さ。こうした自然の美しさを守るため、自分の身近な行動を見つめ直してみませんか?