島根半島・宍道湖中海ジオパーク認定ジオガイドも務める、召古裕士(めしこ・やすし)さん、69歳。

召古裕士さん
「冬は荒れると、だんだん貝がたくさん運ばれてくる。だから、冬になって海が荒れ始めると、美しい貴重な貝が見つかるんです」
小学生時代を松江で過ごした召古さんは、大学で海洋学を学び、東京で環境コンサルティングの会社を設立。海に浮かぶ関西国際空港の建設など、長く、海に関わる仕事を続けてきました。
2010年に島根県にUターンすると、小波海岸が見渡せる丘の上に住み、2017年に「海の楽校」を開校し、小波の海の美しさ、シェルビーチの秘密を多くの人に伝えています。
召古裕士さん
「小波海岸がとても豊か自然だということをみんなに伝えるために、貝を集めて、貝の種類を分析したの」
海の楽校に来た子どもたちにそう話す召古さん。

召古裕士さん「学名が、みんなきちんと書いてあるでしょ。242」