通行規制前、コース入口前の警備員2人から説明、止められた認識なし

 その車の男性によりますと、まず、コースの入口前に立つ警備員と通行規制前に言葉を交わしましたが、特に詳しい説明がなく、止められた認識もなかったので、コースに向かうと、2人目の警備員もスルー…ドライバーの目につく看板なども見当たりません。

通行規制中の走行だったのに、スルーしたという警備員

 次に、コース内の警備員、その次の警備員は、既に通行規制に入っていたと思われるのに、2人ともスルー…ここでも、通行規制が一目でわかる看板などはありませんでした。

先導のバイクは、右手を上げるジェスチャーだけ

 やがて、車は、レース中の選手を先導する何台ものバイクとすれ違いますが、皆、右手を上げて、左側に寄るようなジェスチャーをしただけだったので、男性は「走行するな」の指示までとは思わず、走行を続けたといいます。

 また、立ち止まったり、引き返してきたりして、停止を求めたバイクはありませんでした。