◆明洞は閑散・・・ビルには「賃貸」の張り紙

日本人観光客にお馴染みのソウル中心部・明洞(ミョンドン)はどうなっているのだろうか?新型コロナの影響で客が減り、多くの建物に「賃貸」の文字が並ぶ。この日、明洞を歩いていても日本語を聞くことはなかった。街の打撃は相当なようだ。
韓国観光公社・信田杉菜さん「入国制限の緩和が進む今後は外国人観光客で再び賑わうことが予想されます。以前とは一味違う韓国の新しい魅力を発見出来ると思う」
◆カジノは“SNS映え”でアピール「若い人に写真撮ってもらう」
日本からの観光が再開されたことに期待を寄せている施設がある。仁川空港から車で3分。ホテル、プール、遊園地、ショッピングやカジノを有する統合型のエンターテイメント施設の「パラダイスシティ仁川」だ。

RKB下濱美有「ホテルに入るとすぐに馬をモチーフにした有名アーティストの作品がおかれています。このようにホテルには至る所にアート作品が展示され、歩いているだけでとっても楽しいです」
ペイペイドーム5個分の広さには、草間彌生の作品など3000点の美術作品が並ぶほか「夜」をテーマにした室内型遊園地やおしゃれで高級感あふれるスパなどのSNS映えするスポットが盛りだくさんだ。
パラダイスシティ事業マーケティング戦略グループ・宮本昇次長「正直な話2020年の2月から渡航規制が始まって日本人が激減した。ここではドラマ撮影や様々な映えスポットがありますので若い人たちに来ていただいて写真を撮っていただくと」
入国規制の緩和で賑わいが戻ることを期待する韓国の観光地。韓国は、日本からの観光客を新型コロナ前と同じ水準まで取り戻したい考えだ。