岩手県遠野市の小学生たちが3日、春に田植えを行った地元の「棚田」で稲刈りを体験しました。

稲刈りを体験したのは、遠野市立宮守小学校の5年生13人です。
棚田は宮守川上流生産組合のもので、去年農林水産省が「つなぐ棚田遺産」に認定しました。
5月にこの田んぼで田植えを行った児童たちは、猛暑の夏を越えてたわわに実った「あきたこまち」の稲を、鎌を使って丁寧に刈り取っていました。
また3日は昔ながらの稲の乾燥方法=はせ掛けにも挑戦しました。
稲は半月ほど乾燥させたあと精米され、一部は学校の調理実習で食べる予定です。