9月27日、EXILE ATSUSHIさんが、公式の配信チャンネルとインスタライブで「ライム病」にかかっていることを明かしました。ライム病とは一体どんな病気なのか?感染症の専門家である関西福祉大学の勝田吉彰教授に解説していただきました。

ーーEXILEのATSUSHIさんが明かしたライム病は一体どういう病気なのか。実はダニに媒介される感染症だということです。吸血したマダニは大きさでいうと3ミリから大体8ミリぐらいだということです。日本で主な媒介となるのは、シュルツェマダニといいます。ライム病は感染症法上で言いますと、4類に分類されています。主に動物を介して人に感染するというもので、欧米では年間数万人の患者が発生しているということです。日本では1999年から2018年の20年間では231例ということで、欧米と比べると日本は少ないということなんですね?

(勝田教授)「今のところ少ないですが、皆様に一番叩き込んでほしいのは、野外のマダニは怖いんだということですね。そこをまず頭に入れていただきたいということです」