南海トラフ巨大地震の発生を想定した医療活動訓練が、宮崎県庁などで行われました。

訓練は、県庁をはじめ病院など宮崎県内全域で行われ、関係者約500人が参加。

最大震度7を観測した南海トラフ巨大地震の発生から、約24時間が経過したとの想定で実施されました。

このうち県庁では、被害状況の確認やドクターヘリを運用する調整などが行われました。

(宮崎大学医学部附属病院救命救急センター・落合秀信センター長)「通信や電力の確保、水の確保など、そういった災害対応をする上においては、関係機関との連携が欠かせないので今後とも努めていきたい」

県は、訓練を通して関係機関の連携強化をしながら、対応マニュアルの改善を図りたいとしています。