■第19回アジア大会中国・杭州(29日・拱墅運河スポーツパーク体育館)
卓球の女子シングルス3回戦が行われ、早田ひな(23、日本生命)がJ.ジョウ(18、シンガポール)に4‐0で勝利し、準々決勝進出を決めた。
女子シングルスでは2010年広州(中国)大会で福原愛の銅メダル以来13年、表彰台から遠ざかっている。
早田は第1ゲーム、長いリーチからの強打でポイントを重ね、中盤から5連続ポイントで11-4と先制する。第2ゲームも出だしから6連続ポイントと終始、早田ペースで初対戦の相手に11-2と2ゲームを連取。
第3ゲームは初めてジョウにリードを許すも、すぐに逆転。フォア側を攻められるなど徐々に対応してきた相手にサーブなどで揺さぶり11‐8と3ゲーム目も奪った。第4ゲームはラリーを得意とする相手に粘られるも11‐8でストレート勝利で準々決勝進出を決めた。3位決定戦がないため、あと1勝で2010年広州(中国)大会で福原愛が獲得した銅メダル以上が確定する。
平野美宇(23、木下グループ)は北朝鮮のピョン ソンギョン(22)に2‐4(7-11、11-7、10-12、11-4、5-11、8-11)で敗れ、3回戦で姿を消した。