元町水族館びおっと 山本優 店主
「なかなか庭の部分が入っていない、植栽とかが少なかったりするので、庭師本来の造園という仕事が少しずつ減ってきてはいるんですね」
近年アパートやマンション、洋風建築の戸建てが増えるにつれて、日本風の庭を持つ人が急激に減少。職人の高齢化なども相まって、造園業者の数は年々減っているといいます。

こうしたなか、山本さんが目を付けたのが、植物と生物が共存する小さな空間「ビオトープ」です。
木嶋雄大 キャスター
「店の前には、さまざまな種類のビオトープが並んでいます。そして、こちらにもビオトープがあって、中ではメダカが泳いでいますね」
山本さんは、庭師の経験を活かして植物や土、流木などで鉢や水槽に小さな空間をデザイン。このビオトープをきっかけに、客に、本業である「庭」にも興味を持ってもらいたい考えです。
今年6月、網を片手に米子市内の川へ向かう山本さんの姿がありました。














