9月23日、富山県射水市の商業施設の駐車場で、偽造の運転免許証を警察に提示したとして38歳の男が逮捕されました。

偽造有印公文書行使の疑いで逮捕されたのは、富山県射水市に住む自称・広告業の38歳の男です。

警察によりますと、9月23日の午前10時ごろ、射水市本開発にある商業施設から「万引きした男がいる」と110番通報がありました。現場に駆けつけ不審な人物がいないか調べていた警察官が、商業施設の駐車場にいた男に運転免許証の提示を求めたところ、差し出された運転免許証に違和感を覚え調べると、偽造されたものであることがわかりました。

具体的には、偽造された免許証は男のものとは異なる氏名が印字されていて、記載内容にも矛盾があったということです。警察の調べに対し、男は偽造した免許証を持っていたことについては認めていますが「気が動転して見せた」と話し、持っていた理由などは明らかにしていません。

警察は、男が偽造の免許証を所持していた理由とともに商業施設での万引きに関与していたかどうかなど捜査を進めています。