10月に開かれる「のべおか天下一薪能」を前に、旧延岡藩主の内藤家に伝わる能面などを集めた展示会が延岡市で開かれています。

この能面展は、10月7日の「のべおか天下一薪能」に合わせて開かれているもので、旧延岡藩主の内藤家が市に寄贈した能や狂言に使用する面などが展示されています。

このうち、薪能で実際に使われる予定の「小面」や「大べし見」の面は、桃山時代から江戸時代にかけて「天下一」の称号が与えられた貴重な作品となっています。

(宮崎市からの来場者)
「本物をみたのは初めてです。こんなにいっぱい全部揃っているものを見たのも初めてで、すごいと思って、すごく感激しました」

この能面展は延岡城・内藤記念博物館で、10月15日まで開かれています。