ジャニー喜多川氏の性加害問題で被害を訴えてきた元ジャニーズJr.の橋田康さんが、ジャニーズ事務所の東山紀之新社長と面会し、直接謝罪を受けたと明かしました。橋田さんは面会はスタートに過ぎず、「事務所が変わるのを社会全体で見届けるべきだ」と訴えました。
橋田さん「ゴールではない、スタートしたという印象」

元ジャニーズJr.橋田康さん
「謝罪を受けるという立場で再会するのは嫌でした。でも本当に事の深刻さを理解してくれていると感じた」
ジャニー喜多川氏からの性被害を訴えてきた元ジャニーズJr.の橋田康さん。9月21日、ジャニーズ事務所の本社で、東山社長と井ノ原快彦さんと約1時間面会し、直接謝罪を受けたといいます。

元ジャニーズJr.橋田康さん
「(東山社長が)『苦しい思い、辛い思いをさせたことを本当に申し訳ないと思っています』と伝えてくれました。『変わるきっかけ、向かい合うきっかけをくれたことにありがとう』という言葉をくださったので、すごく自分の中では救いになった」
その上で、橋田さんは「未来のために、ジャニーズ事務所が変わるのを社会全体で見届けるべきだ」と訴えました。
元ジャニーズJr.橋田康さん
「何かが着地した、ゴールしたというわけではないので、現段階ではっきりいってスタートしたという印象だった。海外から恥ずかしいと思われないために(会社を)つぶすのではなくて、海外の人たちに胸を張って、こういう問題を乗り越えたんだよと誇れるような階段を踏んでいくべきだと思う」