鍵がない&屋根もない

山内キャスター:
では実際にどんな大きさなのか、コンピューターで再現してみました。
高さ約2m、間口約1m、奥行き約2mです。
入口はカーテンなんです。鍵がかからないのが少し心配かもしれません。

カーテンを開けると、ちょうど授乳するのに便利な大きめの椅子が設置してあります。

ただ、もう1か所気になるところがあるんです。
上から見ると、天井が抜けているんです。
風通しはいいかもしれませんが、置く場所によっては階段の上から、2階から見えてしまうかという心配もあるのが、この段ボール製の授乳室なんです。
産婦人科医の宋美玄さん「めっちゃ段ボールやな」
山内キャスター:
まずは第一印象、いかがですか。
日比麻音子キャスター:
この道の駅において、常設という形でこれを選んでるということですか。
山内キャスター:
そうですね。

産婦人科医 宋美玄さん:
やはり授乳は突然しないといけなかったりして、授乳ケープなどを持ち歩くんですけど、プライバシーを守れるスペースがあるというの自体はいいとは思います。
ただ第一印象として「めっちゃ段ボールやな」と。なんかもうちょっと色を塗ったり、模様など、なんかちょっとみすぼらしさが…。
井上貴博キャスター:
外観ということですか。
産婦人科医 宋美玄さん:
そうですね。
井上キャスター:
もうちょっとコストをかけて見た目を、と?
産婦人科医 宋美玄さん:
ちょっと白っぽく塗るだけでも(印象が違う)。(今の見た目は)「めっちゃ段ボール」という感じがします。
日比キャスター:
突然必要で、急ぎでの利用の場合なら、まだ何となくわかる。
(授乳)場所がないということは、本当に事前に調べていかなければいけなかったりというのは本当に大変ですし、もうそもそも数が少ないというのもありますし。
井上キャスター:
課題・問題はあるんだろうと思いました。着想・アイディアは悪くないのではないかと思ったんですが、天井をつけると照明が必要になったり、あとは換気や燃えるなど、いろいろ悩まれたのかなとは思いました。