長野市の警察学校で22日、卒業式が行われ、62人が警察官としての一歩を踏み出しました。

卒業したのは、今年4月に警察学校に入校した22歳から32歳までの62人。


県警の小山巌(こやま・いわお)本部長は、「新人だから、というのは通用しない。早く一人前になれるよう、しっかりと職務に精励してほしい」と訓示しました。

卒業生を代表して答辞を読んだ山崎愛美(やまさき・あみ)さんは、涙を滲ませながら半年間の学校生活を振り返りました。


山崎さん:
「みんなで助け合いながら不撓不屈の精神で数々の困難を乗り越えてきました」
「どんな時でも人に寄り添うやさしさと思いやる心を持ち県民の期待と信頼に応えられる力強く温かい警察官になります」

卒業生 赤羽凌吾(あかはね・りょうご)さん:
「この学校生活で行ってきたことは自分の自信にもなっているので、それを生かしてこれからの職につなげていきたいと思います」


井口佳名子(いぐち・かなこ)さん:
「仲間と協力し励まし合って充実した期間だったと思います」
「国籍を問わずいろんな人を助けたいという気持ちから通訳を希望しています」

卒業生62人は、早速この日から県内20の警察署の交番にそれぞれ配属されました。