蒲島知事の4期目の任期も残り約7か月。
9月21日の熊本県議会で知事は、4期目の「公約で掲げた政策のひとつ」について実現は難しいとの考えを示しました。
知事が4期目に向け掲げた公約のひとつ、それが「新しいスポーツ施設の整備計画」

この約束について知事は県議会で…
蒲島知事「スポーツ施設整備の在り方については任期中に取りまとめることが困難になりました」

このように述べスポーツ施設計画の公約を断念するとしました。
熊本県内のスポーツ施設を巡っては今年5月、熊本市のえがお健康スタジアムで、天井板の一部が落下し、男性がけがをしました。
事故の原因は雨漏りによる腐食とみられ、県内のスポーツ施設で進む老朽化が課題となっています。

さらに県民栄誉賞を受賞したヤクルトスワローズの村上宗隆(むらかみ むねたか)選手は去年12月、蒲島知事へ『新しい野球場の建設を要望』していましたが・・・

蒲島知事「村上選手の『野球場を作ってください』という言葉を忘れたことはありません。きょうはとても辛いスピーチを行っています」

この蒲島知事が「きょうはとても辛いスピーチを行っています」と発言したシーンで、なぜか一部の県議からは笑い声が。。。

任期満了まで残り7か月。知事は「災害対応や、TSMC進出にともなう波及効果の最大化を優先したい」としました。
