1人で4か所に置くも「追加しなければ報酬は渡さない」さらに2か所に

また起訴状によると、不審なダンボール箱が置かれた時間は
・倉敷市役所 6月19日 午前9時17分ごろ
・岡山市役所 同    午前10時29分ごろ
・岡山県庁  同    午前11時22分ごろ
・岡山大学  同    午前11時58分ごろ
・JR岡山駅  同    午後5時46分ごろ
・JR邑久駅  6月20日 午前9時23分ごろ

これらについて、「車で移動しながら、洗剤とスプレー缶を入れ、脅迫文を貼り付けたダンボール箱をトートバッグにいれて持ち運んだ」ことが証言台で明かされました。

さらに、初日に動向については、

「倉敷市役所、岡山市役所、岡山県庁、岡山大学に段ボール箱を置き、報酬の受け取り場所である瀬戸内市の空き地に向かった―」

「ーが、指示役に『追加しなければ報酬を渡さない』といわれ、JR邑久駅、岡山駅にも置いた」とも述べました。

指示役から「個人情報をばらまく」とも脅され...

また
「秘匿性の高い通信アプリ『テレグラム』などを使用して、指示役と連絡を取り合っていた」
「『個人情報をばらまく』など脅され、犯行に及んでいた」ことなどが指摘されました。

借金返済「自分で何とかしようと」犯行に

弁護側は、女が去年うつ病を患らい、仕事を辞めていた経緯などを述べたうえで、女に「犯行を行う前に、誰かに相談しようと思わなかったのか」と質問。

すると、女は「自分でなんとかしようと思った」と答えました。