きょうの東京債券市場で長期金利は0.725%まで上昇し、およそ9年8か月ぶりの高水準となりました。

きょうの東京債券市場で、長期金利の代表的な指標である10年物国債の利回りは一時0.725%まで上昇し、2014年1月以来およそ9年8か月ぶりの高水準となりました。

長期金利をめぐっては、7月に日銀が長短金利操作の柔軟化を決めて以降、上昇傾向にあります。

市場関係者は、「日銀であすから金融政策を決める会合が開かれるが、大規模な金融緩和策の修正に向けた兆候や動きが出るのではないかとの見方が国債売りにつながっている」と話しています。

長期金利が今後さらに上昇した場合、長期金利を基準にして決まる住宅ローンの固定金利も上がる可能性があります。