小学生に防災への意識を高めてもらおうと、長野市の排水機場で見学会が行われました。

長野市の柳原小学校の5年生34人が訪れたのは、4年前の台風19号災害のときにも稼働した柳原排水機場。

大雨などで住宅地近くの排水路があふれるおそれがある際に、ポンプで水をくみ上げて川に流す役割を担っています。

防災学習に役立ててほしいと県が去年(2022年)から始めた見学会では、担当者が排水の仕組みを説明しました。

普段見ることができない排水ポンプなどを間近で見学した児童たちは、その大きさに驚いていました。

見学した児童:「すごくでかくて音も大きいと思った」「近くにこんなものがあるんだと思った」

県では今後も小学生を対象とした見学会を実施していくとしています。