インフルエンザの流行が例年に比べて約3か月早く始まり、5年ぶりに警報レベルの波がやってくることも予想されています。静岡県内の医療機関では、早くもインフルエンザの予防接種が始まりました。
「えらかった。泣かなかったね」
緊張していたのでしょうか。表情を変えずに静かにワクチン接種を受ける子ども。浜松市北区にある小児科では、9月19日からインフルエンザの予防接種を開始しました。
<接種した子どもの保護者>
「最近この辺の小学校でインフルエンザで学級閉鎖が出たと聞いて、今年はちょっと早めに打った方がよいなと思って来ました」
2023年は8月下旬から、すでに県内はインフルエンザの流行期に入っています。いまの時期に流行するのは、なんと14年ぶり。こうした状況を考慮して、小児科ではワクチンの接種を例年より早くしたといいます。小児科の院長は、万が一のリスクを抑えるために、ワクチンは重要だと話します。
<わんぱくキッズクリニック 野田昌代院長>
「中には、急に症状が進んで脳症を起こしたり、重症化することもあるので、侮ってはいけない。できることならかからずに済みたい。流行の拡大を抑えたいというところで、ワクチンをお勧めしています」
<滝澤悠希キャスター>
季節外れの流行について、わたしたちが気をつけることはなんでしょう。
<伊豆田有希記者>
2023年は例年より3か月も早くインフルエンザの流行が始まっています。感染症が専門の浜松医療センター・矢野邦夫感染症管理特別顧問によりますと、今後について気になるのは、新型コロナが流行したこの3年間、感染対策の徹底により、わたしたちがウイルスにさらされる機会がほとんどなかったことです。
特に2020年2月、3月以降に生まれた子どもたちは、インフルエンザに対する免疫がなく、感染しやすいとみられます。また、過去にかかったことのある子どもも免疫が落ちているので、予防接種を勧めると話しています。
ただ、健康な子どもや若い人はインフルエンザかなという症状が現れたとしても、慌てて医療機関に駆け込まなくても大丈夫と呼び掛けます。
<浜松医療センター 矢野邦夫感染症管理特別顧問>
「高齢者に関しては、重症化することがあるので、病院に行っていただくのがよろしいかなと思います。若い方の場合は、水が飲めるとか、だいたい食事がとれる状況であれば、必ずしも受診はいらないのかなと」
<滝澤悠希キャスター>
パニックにならないことが重要なんですね。
<伊豆田有希記者>
矢野医師は、予防について「インフルエンザは発症してからの方が人にうつしやすい。風邪の症状がある時はマスクをする『咳エチケット』と手洗いが大切」と話しています。
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