宮崎県延岡市では、書家が書いた筆文字をパソコンなどで使用できるようにした新たな書体の作品展が開かれています。

延岡市の「風の菓子 虎彦」で、開かれている毛筆書体「華龍展」。
延岡市の書家、西村一華さんが書いた筆文字をパソコンなどで使えるよう新たなデザイン書体「華龍書体」として、フォント化したものです。

「華龍書体」制作のために、西村さんはおよそ1年2か月かけて7824文字を書き上げたということで、会場には勢いのある書体で表現された文字が展示されています。

(書家・西村一華さん)
「皆様へ応援する思いを込めて力強く元気になるようにと書きました。パソコンの世界でも少しでも筆文字が増えてくれると嬉しいです」

この作品展は、今月29日まで開催されています。