敬老の日に合わせて宮崎市の動物園では、長寿の動物をお祝いするイベントが開かれました。
推定51歳のおばあちゃんチンパンジーには栗やブドウがプレゼントされました。
一日でおよそ2600人が訪れた宮崎市フェニックス自然動物園。
「敬老の日」に合わせてご長寿の動物たちを紹介する特別ガイドが行われました。
このうち、推定51歳のおばあちゃんチンパンジー「デビィ」には、栗やブドウがプレゼントされました。
「デビィ」がこの動物園にやってきたのは1973年。

フェニックス自然動物園が開園した2年後のことで、半世紀にわたり来園者を楽しませています。
(宮崎市フェニックス自然動物園 堀之内猛志さん)「チンパンジーの寿命が大体50年ほどと言われているがそれを越えてきたということでけっこうな高齢ではあるふだん見ている感じだととても元気なのでこれからも元気に群れの中で生活してくれると思っている」
また、「敬老の日」ということで65歳以上の入園料が無料に。
3世代で訪れる家族連れの姿も多く見られました。
(訪れた家族)「敬老の日もあるし子供たちも動物園楽しむかなと来てびっくり(入場料無料で)ラッキーでした。(孫)おじいちゃんありがとう」「(好きなところは)優しくてお菓子買ってくれるところいつも遊んでくれてありがとう。うれしいですね」「ありがとう。かわいいなんでもあげたくなる」
訪れた人たちは、思い思いに三連休の最終日を楽しんでいました。
フェニックス自然動物園では今年の3月と4月に「チンパンジー総選挙」が行われ、推定51歳の「デビィ」は、10頭中2位という人気ぶり。
1位は雑巾がけパフォーマンスが有名な「キン」でした。