
長野市で15日に開かれた勉強会。
長野県内の市町村や各地の社会福祉協議会の担当者が集まりました。
テーマは「身寄りのない人」への支援
【身寄りのない人】
「家族や親族がおらず、または、いても交流がない・遠方にいる・関係性の問題等のため『家族による支援』が受けられない人」
自治体の担当者:
「認知症で身寄りのない方が施設に入所したいが、連帯保証人がおらず施設から入れないと言われた」
自治体の担当者:
「先週もアパートで、身寄りのない方が病気で亡くなった」
身寄りがない人の支援にあたる出席者からは、対応の難しさを訴える声が相次ぎました。
自治体の担当:
「60代半ばの方が亡くなり、行政が遺体を引き取り火葬した。戸籍から県外の兄弟が判明したが、施設に入所していて対応できない。残された自宅の片付けをどうすればいいのか…」

身寄りがない人が亡くなった時、残された住居や財産などをどうすればいいのか、医療費の支払いをどうすればいいのか、遺骨をどこに埋葬すればいいのか、支援の現場では対応に頭を悩ませています。
