直木賞作家の「三浦しをん」さんが、文学の魅力などを語るトークイベントが宮崎市で開かれました。

トークイベントは、「神話のふるさと県民大学」の一環として県が開いたものです。

会場では、映画化もされ直木賞を受賞した「まほろ駅前多田便利軒」や「舟を編む」などで知られる作家、三浦しをんさんが、古代文学を研究する県立看護大学の大館真晴教授らと対談。

三浦さんは、ユーモアを交えながら作品づくりのこだわりなどを紹介しました。

(直木賞作家・三浦しをんさん)「登場人物の(気持ちの)高まりを表現できているのかと思い、部屋で一人で音読しているときがある、音読というか演じている『(顔芸)しかし俺もホテルマンのはしくれ』ぐらいに声に出している」」

会場には、市内外からおよそ150人が訪れ、三浦さんの話に熱心に耳を傾けていました。