鳥取県警高速道路交通警察隊 加藤研一 隊長
「車が少しでも動くのであれば、近くの非常駐車帯に移動していただくことをお願いします。また、車が動かないときにはハザードランプを点灯して、停止表示器材を後続車両から見やすい位置に配置していただきたいと思います」
また、発炎筒を使って後続車両に車が止まっていることを知らせる、ガードレールの外などに退避するなど、身の安全を確保した上で警察に通報することが重要です。
ところで、山陰道ではワイヤーロープが設置されている場所とそうでない場所が存在しますが、そもそも、どんな場所にワイヤーロープが設置されているのでしょうか。

国土交通省倉吉河川国道事務所道路管理課 岡本勝彦 課長
「当管内の山陰道につきまして、正面衝突事故が発生して重大事故につながりやすい2車線区間について、令和元年度からワイヤーロープの設置を行っているところです」
このワイヤーロープ。国土交通省が設置を急いでいます。
国土交通省倉吉河川国道事務所道路管理課 岡本勝彦 課長
「当管内の山陰道につきましては、全長56キロあります。そのうちワイヤーロープが設置されるのは23キロとなっています。現在までに約20キロが完成していて、現在残りの約3キロを設置しているところです」