中学生の部活動を地域に委ねる「地域移行」で、県は、生徒1人あたりの負担の目安として、運動系では月額2,800円余りとの試算を示しました。

長野市で開かれた部活動の地域移行を推進する県の協議会では、県内の小学5、6年生と中学生、保護者、教職員を対象に6月からのおよそ1か月にわたって行ったアンケートの結果が説明されました。

部活動が地域の活動に移行した場合について、教員の61%、保護者の46%が専門性の高い指導が受けられることを期待、と回答しました。


一方で、不安に思うことについて保護者の43%が会費や道具代などの費用増加をあげました。


15日は、地域移行にあたり県が作成する運営団体の体制づくりなどに関するガイドラインのイメージも示され、指導者への謝礼を1時間900円と想定した場合、生徒1人の負担が運動系では月額2,800円余り、文科系で月額2,200円余りとの試算が示されました。