旬の魚や果物、花などを市場の担当者に紹介してもらう「市場で旬みっけ!」。今回は、秋の訪れを感じさせる花「リンドウ」です。品種による咲き方の違いや、リンドウを使ったおすすめのフラワーアレンジを紹介します。

可憐な青紫色の花をつけるリンドウ。標高の高い野山に咲き、秋の訪れを告げる花です。旬を迎えたリンドウについて、福島市公設地方卸売市場で教えてもらいました。

松井綾乃アナウンサー「リンドウって種類もいろいろあるんですね」
福島花き・丹治博之さん「そうですね。9月になったので、これからは種類もだいぶ増えてきて、これからますます増えるので楽しみにしております」

秋のイメージが強いリンドウですが、6月ごろから市場に並び始め、この時期、最も種類が多くなります。生花店では、1本300円ほどで購入できます。

品種によってそれぞれ名前がついていてこちらの「かせん」は、南会津町の酒蔵「花泉酒造」が開発した県のオリジナル品種なんです!

丹治さん「いま会津では主力品種となっています」
松井アナ「お酒屋さんが、お花を作ってらっしゃるんですね!花泉さんが」

「かせん」

「尾瀬の愛」は、高山植物をイメージする名前の品種です。

花の色は青紫色が一般的ですが、実は、白やピンクもあるんです。これからの時期はカラーバリエーションも増えていくといいます。

また、品種によってこんな違いも…。