高校生が持続可能な社会づくりについて学びました。

日向市の高校生が企業と連携して運営したリユースショップの活動報告会がありました。

日向市の富島高校の生徒たちは、貧困問題の解決や地域活性化を目指し、去年9月にリユースショップをオープン。

「マンガ倉庫日向店」から売れ残った商品を提供してもらい、廃棄コストを減らしながらより安い価格で販売するという活動を行ってきました。

14日は生徒らが日向市役所を訪れ、十屋市長におよそ1年間の活動内容を報告しました。

生徒たちは集客力アップのためイベントを開いたり、およそ2000枚のチラシを配布したりして、売り上げを徐々に増やしたことを説明。

また、企業と高校生がビジョンを共有して取り組むソーシャルビジネスの新たなモデルとなるなどと報告しました。

(生徒)「会社を経営したいと考えているので今回この3Rd(サード)(リユースショップ)を運営することで得た知識などを将来もとても生かせる知識ばかりだったので生かしていきたいと思います」

この活動で得た利益およそ6万円は、市内のフードバンクと障害のある子どもの親の会に寄付したということです。