解散・総選挙は“経済対策”次第?

小川キャスター:
そもそも人事は、どのようにして決まっていったんでしょうか。

宮本春代 記者(日本外交や国際政治を取材):
ひとことで言うと、岸田総理は、今回の人事について、本当に1人で考えて、1人で決めたと言っていいと思います。直前まで、茂木さんですとか、麻生さんとかいった、主要な幹部にも伝えていなかった。1人で考えて決めた。これは、岸田総理の特徴と言えるかもしれないんですけれども、事前に人事や日程について、外に漏れることを、すごく嫌がる性格だそうです。1人で考えて、俺が決めたんだと。人事というのは、突き詰めれば権力です。人事権を握っているというのは、権力を握っているということですから、それを持っておきたい、ということで、そういう決め方をしてるんだと思います。

小川キャスター:
“聞く力”はどこに行ってしまったのかなと、改めて思いますけれども。

小説家 真山仁 氏:
内閣改造をすると、解散するんじゃないかってよく言われますけど、今回どうなんですか?

宮本春代 記者(日本外交や国際政治を取材):
まさに、いま注目されてるのが、解散・総選挙がいつになるのか。この数日で、急に永田町では、その話題になってきています。今後の注目点としては、経済対策になろうかと思います。10月をめどに、新しい閣僚に対して、経済対策を取りまとめてくれっていうのを、岸田総理が指示をして、10月をめどに経済対策を取りまとめる。その世間の評価がいいかどうか、もっと言うと、市場がどう反応するかというのを見て、岸田さんとしては、よしいける、ということで解散・総選挙に打って出るかどうか、それを見極めようとしてるんだと思います。

小説家 真山仁 氏:
経済対策が勝負なわけですよね。それなのに、この顔ぶれの意味がよくわからない。例えば、部外から、経済政策の強い人とか、市場の詳しい人とか、あるいは外交も含めた、国際経済に詳しい人とかを入れるなら、整合性がありますよね。永田町のすごい深い意味があって、一般人にはわからない。この顔ぶれで、経済対策が実現できるんですかね。

宮本春代 記者(日本外交や国際政治を取材):
正直申し上げて、誰が経済に強いんだと言われると、留任組も多いですし、ぱっと思い当たらないというのが率直なところです。民間からの登用というのもなかったですし。そういう意味では、経済対策にどういうものが出てくるんだというのは、私たちも見ていかなきゃいけないなというふうに思います。

小説家 真山仁 氏:
ぜひみなさん、覚えておきましょう。今回の内閣は、経済対策を一生懸命やると。我々はすぐ忘れちゃうんで、いろいろなことが起きるんで。どこに刷新があったのか、改造内閣は経営体制をどう頑張ったのかを、教えてくださいって言い続けたいところですね。