これまでも、クマによる食害はありましたが、今年ほどの被害が出た年はないといいます。

クマは、一度味を覚えると再び出没する恐れがあり、町によりますと、クマによる農業被害は、7月に1件、8月に4件、9月に2件が報告されています。

(北村さん)「だいぶもう里に近づきすぎちゃっているので、それをあまりこっちに来ないでねっていう住み分けができるような仕組みを作ってもらえればなと。(被害を)言えないとか言わないとかで終わってる方たちが多いんですよ。そういう声を上げやすいようになったらいいなと思います」

県や地元の猟友会では見回りのほか、檻の設置や花火を鳴らすなどの対策に取り組んでいて、畑作業の際はクマよけの鈴を持ち歩くなど注意するよう呼びかけています。