9月1日、高原町で12匹の猫が捨てられているのが見つかりました。さらに、きょうの朝も同じ場所に4匹の猫が捨てられていました。
こうしたペットを捨てる行為は、動物愛護法違反という犯罪にあたる可能性があります。どうしてこのような行為が起きてしまうのか取材しました。
(NPO法人咲桃虎・山下香織 理事長)「この辺ですね。黒いシートの下に3つ箱、クレート(箱型ハウス)が置いてあった」
高原町の山下香織さんは、今月1日、信じられない光景を目の当たりにしました。

(NPO法人咲桃虎・山下香織 理事長)「大人の猫が4匹と子猫が4匹4匹の8匹、計12匹の猫が入っていた」
Q:言い方悪いがここに捨てた?
「捨てた。確実に捨てたと思う」
あわせて12匹の猫がケースに入れられた状態で、捨てられていたのです。

さらに、けさも同じ場所にケースに入れられた4匹のネコが捨てられていました。

捨てられていた場所は、山下さんが代表を務めるNPO法人「咲桃虎(さくもんと)」の施設の前です。

「咲桃虎」は家族やボランティアと共に、飼い主のいない犬や猫を保護し、里親を探す活動に取り組んでいます。

山下さんは、捨てられた猫を、一時的に保護することにしましたが、施設が受け入れられる数に余裕はなく、飼い主の無責任な行為に強い憤りを感じています。
(NPO法人咲桃虎・山下香織 理事長)「もう許せなかった。ほんとに許せなくて、何が許せないかというと危険にさらしてるということ。この子たちを危険にさらしてここに置いていく行為ができることに憤りも感じるし悲しくもなるし自分だけよければいいんですかという思い」