記録的な猛暑や花火大会などのイベントが復活した影響で8月の「ビール類」の販売実績は去年に比べて5%増加しました。

ビール大手4社が発表した発泡酒や、第3のビールを含む8月の「ビール類」の販売数量は去年の同じ月に比べて、サントリーが17%増えたほかサッポロも11%増加、キリンも前年並みでした。また、アサヒは金額ベースで11%増加しています。

記録的な猛暑に加えて、花火大会や夏祭りといったイベントが復活したことが要因で、「ビール類」の販売実績は市場全体で去年から5%増え、2か月続けて前の年を上回りました。

ビール業界をめぐっては、来月からビールの税率が1缶あたり7円程度下がるため、各社はビールの需要拡大を見込んで新商品を相次いで投入しています。