学校行事で富士山を訪れていた静岡市の小学生8人が一時、遭難した問題で、学校と教育委員会は山岳ガイドの配置が不適切だったとして9月11日、謝罪しました。

<静岡市立西豊田小学校 宮川力校長>
「今回の件につきましては校長として大変重く受け止めておりますし、申し訳ありませんでした」

この問題は9月1日、富士山でハイキングをしていた静岡市立西豊田小学校の5年生の児童8人が一時、行方不明となったものです。

引率した宮川校長は当時の状況について、下山の際に児童同士の距離が離れてしまい、一部の児童がルートを外れ、道に迷ったと説明。原因については山岳ガイドの配置が足りなかったことを挙げ「しっかりと専門家と相談しておくべきだった」と振り返りました。

静岡市教育委員会は再発防止に向けて、新たなガイドラインを10月中にもまとめる方針です。