任期満了に伴う都農町長選挙は、10日投開票が行われ、新人の坂田広亮氏が初当選しました。

坂田氏には11日当選証書が贈られました。

現職と新人による一騎打ちとなった都農町長選挙は、新人の坂田広亮氏が、現職の河野正和氏に205票差をつけて初当選しました。

坂田氏は、およそ36年間、都農町職員として、口蹄疫復興支援や水産振興事業などに従事し、選挙戦では、「町民ファースト」を掲げ、町立病院跡地への保健福祉センター建設などに取り組むことを訴えました。

(初当選・坂田広亮氏)「皆さんの本当に大事な一票一票いただいたおかげで、この数字が出たと思っております。この票をですね、4年間心に刻んで一生懸命都農町の発展のために頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞご指導ください。」

選挙から一夜明け、都農町役場で、町選挙管理委員会の黒木藤博委員長から坂田氏へ当選証書が手渡されました。

このあと、現職の河野町長が「町民に選ばれたニューリーダーとして自信をもって政策を進めてほしい」と坂田氏を激励しました。

(都農町長選に初当選した・坂田広亮氏)「行政側と議会側とそれに町民の皆さんと皆さんと一緒に手を携えて町民目線の本当に新しい都農町を作っていきたいと思っております」

坂田氏の任期は、今月27日から4年間となっています。

また、都農町長選挙の確定投票率は71.46%で、4年前に行われた前回の選挙を2.64ポイント下回りました。