児童福祉の父と呼ばれた石井十次をテーマにした市民ミュージカルが、今月(9月)17日と18日に岡山芸術創造劇場ハレノワで上演されます。本番を間近に控え、稽古が大詰めを迎えています。

「慈愛と恵み 石井十次物語」は、明治時代、岡山市に日本初の孤児院を作ったとされる石井十次の半生を描くミュージカルです。

きのう(10日)は、出演する市民ら総勢約140人が一堂に集まり通し稽古を行いました。

本番に向け、1人1人が立ち位置や動きのタイミングなどを入念に確認していました。

(石井十次役 ひのあらたさん)「よくある歴史の一端を見せるということではなくて、孤児たちに対する愛だとか、子どもに対する愛だとかいうことを伝えられる舞台になったらいいなと」

「慈愛と恵み石井十次物語」は岡山芸術創造劇場ハレノワで今月17日と18日に上演されます。