外国人技能実習生を受け入れている長野県内の事業所への労働局の監督指導で、去年(2022年)、166の事業所で法令違反がみつかりました。

長野労働局は去年、県内で外国人技能実習生を受け入れていて違反が疑われる243の事業所を監督・指導し、7割近い(68.3%)166の事業所で法令違反が見つかりました。

違反事業所数は前の年より減ったものの、全体に占める割合=違反率は3年連続で増加しました。

内容で最も多かったのは、機械の危険防止を怠るなどの安全基準違反で76件、違法残業など労働時間の違反が34件、割増賃金の不払いが32件などとなっています。

業種別では製造業で安全基準に関する違反が、建設業や農業では賃金に関する違反が多くなっています。