大森高男さん
「周辺の道幅が広くなるということがあったんですね」
鳥取県によりますと2002年頃、店の前の県道の拡張工事が行われました。そのため店を移転しなければならなくなり、そのタイミングで閉店を決めたそうです。
大森高男さん
「自分も店を頑張ってきたというのがあったたので、やっぱりその店舗が無くなるというのは寂しくなるし、廃業ということになりました」
その大森さんとともに、期間限定で出店した第一旭を訪れ、その味を確かめてもらいました。

Q本家第一旭のラーメンをお店で大森さんが食べるのはいつぶりですか?
大森高男さん
「もうね…何十年前ですわ。それこそ京都のラーメンは60年くらい前かな」
京都・本家のラーメンを食べるのは60年ぶりとのこと。
オーソドックスな京都ラーメンを注文し、まずはれんげでスープを飲みました。
「懐かしい…」
思わず言葉がこぼれます。
店を畳んで20年余り。さらに、本家のラーメンを味わうのは半世紀以上ぶりでしたが、その味を確かに覚えていました。