延岡市の神社に伝わる海の民話を題材にしたアニメーションが、地元の小学校で上映されました。

アニメーションは、延岡市土々呂町の霧島神社に伝わる民話、「琴姫の松」を題材にしたもので、日本財団「海と日本プロジェクト」の活動の一環として制作されました。

「琴姫の松」は、地震により村を襲った津波にまつわる民話で、8日は、地元の土々呂小学校と名水小学校の5、6年生あわせて110人が語り部の会の話を聞いたあと、アニメーションを鑑賞しました。

(児童)「すごいなって思いました。」
「昔からあるものを大切にしようと思いました」
「津波のやつで昔は本当に大変だったなってことがわかって今でも大変だけど、だから津波が来たらちゃんとそういう対応ができるように頑張りたいなって思いました」

このあと、児童たちは、民話の舞台になった霧島神社を訪れ、そこで、実際に琴の演奏を聞いたり、神社の歴史を学んだりしました。