若者ならではの発想で未来を考えます。
宮崎県内の大学生が、自分が総理大臣になったと想定して理想の未来について語る発表会が宮崎市佐土原町で開かれました。
(廣末圭治記者)「もし、自分が総理大臣だったら、どんな未来を描きますか?きょうは若い学生たちの夢あふれる発表が行われています」
この「未来国会2023宮崎大会」は、NPO法人ドットジェイピー宮崎支部が開いたもので、県内の大学に通う学生およそ40人が参加しました。
学生たちは、夏休みに国会議員や県議会議員などへのインターンシップを通して学んだことを生かし、30年後の理想の社会を実現するための政策を立案してチームごとに発表しました。
(廃プラスチック問題に挑むチーム)「私たちはプラアンバサダー化計画を政策として立てますこの政策は、学校教育を通してプラ問題について幼いころから意識づけを行い、将来、問題解決に向けた人材を育成しようというものです」
(地震災害に挑むチーム)「まず避難所の目的を変えます。今までの避難所は公民館など公共施設を緊急時に避難場所に使っていました。私たちは、避難のための施設を作り、その施設を普段は公共施設に使います」
(NPO法人ドットジェイピー宮崎支部 長井蒼葉さん)「新規性と独自性というのがすごく光るコンテストなのかなと思っていて、大学生って大人にはない視点を持っているのかなと私は思っているのでそこに注目していただけたらいいかなと思います」
去年、県大会で優勝したチームは全国大会でも優勝していて、宮崎の学生の発想と発信力に今年も期待がかかっています。
学生ならではの新しい目線での政策、実現できたら面白そうですね。