小中学校の給食当番が身に着ける「給食エプロン」についてです。クラス内で使い回して家で洗濯をし、アイロンをかけて…という印象を持つ方も多いかもしれません。

そんな中、エプロンの共用を廃止した自治体があります。一体なぜなのでしょうか。

小中学校の給食当番が身に着ける「給食エプロン」。当番の児童らが家で洗濯をして、クラスで決まった数を使い回すケースが多いと言われています。今、こうした「エプロンの共用」を廃止する動きが全国で徐々に出ているんです。

愛知県豊橋市の小学校。給食の時間に教室をのぞいてみると、子どもたちが身に着けていたのはカラフルな三角巾やエプロン。豊橋市では今年度から特別支援学校を除く全ての小中学校で、「給食エプロン」の共用を廃止しました。エプロンと三角巾は持参したものなのです。


(小学校6年生)
「(Q.個人のエプロンになってどう?)やったーと思いました。学校のエプロンだとぶかぶかなものがあって、自分で持ってくるとぴったりのサイズのエプロンが使えるので、配膳がしやすくなった」

「人の家の洗剤が気になってちょっと嫌だったけど、自分の(エプロン)だと安心します」

一体、なぜ共用をやめたのでしょうか。