複数の女子児童にわいせつな行為を繰り返していた男の公判が富山地方裁判所で開かれました。男は同じ女子児童に対し10回以上にわたりわいせつな行為を繰り返していて、捜査機関の取り調べに「だめだと分かっていたが、女の子と遊んでいるうちにその考えがぶっとび、わいせつな行為を繰り返していた」と述べています。

富山地方裁判所に入る古河被告(2023年7月)

強制わいせつと児童買春・ポルノ禁止法違反の罪に問われているのは、富山市の古河龍一被告(65)です。起訴状などによりますと、古河被告は、2020年12月から2023年1月までに、富山市内の自宅で複数の女子児童にわいせつな行為をしたうえ、その様子をスマートフォンで撮影したとされています。

初公判での古河被告の様子

7月に行われた初公判では、当時9歳の女の子にわいせつな行為をした強制わいせつ罪について審理され、古河被告は起訴内容を認めていました。その手口は「お手玉遊び」と称して被告自身の体を触らせるなどといったものでした。