4時間に及ぶ会見でジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川氏による性加害を正式に認め、謝罪しました。元ジャニーズJr.で、長年、ジャニー氏による性加害を訴え続けてきた「当事者の会」平本代表は、会見をどう受け止めたのでしょうか。

「“うわさ”は聞いていた」東山新社長の発言に思うこと

小川彩佳キャスター:
平本さんは、ジャニー氏による性加害問題を、35年前から訴えておられました。今回、初めて事務所が、性加害を認め、謝罪したということになりますけれども、率直にどんな思いでしょうか?

「当事者の会」 平本淳也 代表:
ジャニーズ事務所が設置した、再発防止特別チームからの提言を、全面的に受けた。そして、代表取締役として、事務所として、会社として、今回改めて、自社の責任として認めた。まだ画面上ですが、謝罪をした。これについては、大変大きな出来事だと、プラスに捉えてます。大変、評価できるかと思っています。

山本恵里伽キャスター:
今回の会見について、改めて見ていきます。
まず、会見に出席したのは、社長を辞任した、藤島ジュリー景子氏、新社長に就任する東山紀之氏、そして、井ノ原快彦氏。
会見の中で、記者からは、ジャニー氏による性加害の認識について、質問が及びました。それぞれの発言です。

藤島前社長「事務所としても、私個人としても、性加害はあったと認識」

東山新社長「“うわさ”は聞いていた。恥ずかしながら、何もできず、何の行動もしていなかった」

井ノ原氏「“うわさ”はあった。得体の知れない、触れてはいけない空気はあった」

小川キャスター:
東山氏の「“うわさ”は聞いていた」という言葉のあと、会見をご覧になりながら、平本さんは「残念だ…」と漏らされていました。当事者の会の皆さんからも、「違和感を覚える」という声があがっていました。

「当事者の会」 平本淳也 代表:
ジュリーさんが以前にビデオで、全く同じことをおっしゃっていた。知らなかった、知らなかったではすまされない、謝ります。それにならったのかなと。当事者として、被害者としては、知らなかったはないよね…と言いたい。自分の心の中では知っていた、と言ってくれることを、希望していた、求めていたのかもしれません。逆に、知らなかったと言われる、東山さん、井ノ原さんを、本当に不可思議に思うところです。

小川キャスター:
平本さんは、東山さんと同世代、同い年。合宿所でも、時間をともにされていた。

「当事者の会」 平本淳也 代表:
何度も何年も、一緒に過ごしておりますし、ステージもそうですし、テレビもそうですし、映画もそうです。かなりの時間を共有しております。年齢が同じだったという、仲間意識。彼は、会見の中で、“かつての仲間”という表現で言ってくれたのが、少し感慨深かったなと思います。