広島県の会社が全国の学校給食の提供や食堂運営などを停止している問題です。
宮崎県内でも県立学校6校で、学校給食の提供などに影響が出ています。

この問題は、広島市に本社がある「ホーユー」が、全国の施設で学校給食の提供などを停止し、破産手続きの準備を進めているものです。

県教育委員会によりますと、県内では今年8月から県立学校6校で「ホーユー」に給食の調理業務を委託し、現在、一部の学校で給食が提供できないなどの影響が出ているということです。

このため、弁当を持参する対応を、6日は1校で、7日と8日は2校で行うことにしています。

県や学校では、現在、「ホーユー」と連絡がとれておらず、今後の契約解除の手続きも進んでいないということです。

(宮崎県財務福利課 横山武司主幹)
「児童生徒のために給食が止まらないことを一番に考えてるのですが、次の業者との契約を結んで給食を止めないで継続していけるような形を、今、検討してるところ」

今後について、県教育委員会は、今週中には具体的な対応を示したいとしています。