止まらないガソリン価格の高騰で、仙台市内のタクシー会社からは、悲鳴の声が上がっています。

会社のタクシー46台すべてがガソリンを使う車という、太白区柳生の「ケイアイタクシー」。ガソリン価格の高騰が大きな負担になっているといいます。

ケイアイタクシー 延生一雄社長:
「やっぱり売り上げには一番響く。5月31日に仙台のタクシー運賃が上がって良かったなと思ったけども、その矢先にガソリンが高騰してしまった」

このためガソリン代を抑えるようドライバーに協力を求めています。

ケイアイタクシー 延生一雄社長:
「少しでも2円でも3円でも安いガソリンスタンドで入れるよう、協力してもらっている」

また、燃費の良い運転を心がけるよう呼びかけています。

ケイアイタクシー 延生一雄社長:
「常にアクセルを踏むのではなく、加速がついたら、アクセルを一旦戻して惰性で運転することを呼びかけている」

会社では、今後もガソリン価格が高値で推移する場合には、ガソリンを使わない電気自動車の導入も検討するということです。