市場や飲食店の関係者に全国のおいしい水産物を知ってもらおうという展示提案会が仙台で開催されました。会場には、早くも年末に向けた加工品も並びました。

夢メッセみやぎでは全国から集まった151のメーカーが水産物の商品を提案しました。

会場には、マグロやカツオ、カンパチといった新鮮な水産物が並び、出展者の説明を聞いたバイヤーたちは、実際に味をみながら品定めしていました。

出展者:
「あえて小さく作っているのは、賞味期限の問題が大きくて、負荷をかけて強く作っていますので、冷蔵庫で2~3週間ほとんどのカキが生きているのが特徴」

生産者にとっては原油価格の高騰による輸送コストに加え、最近では原発処理水の問題もあり、水産物の消費者離れを防ぎたい考えです。

仙都魚類 製品部 岩田晋也部長
「処理水の問題もあって安心安全を今まで以上にアピールして販売していかなくては。我々も一般消費者に安心安全の商品をお届けできるようにしていきたい」

他にも、年末に向けのかまぼこや数の子といった水産加工品も豊富に並んでいました。