新型コロナウイルスについて、仙台市で9月3日までの1週間に確認された感染者は、1医療機関あたり23.18人で、前の週に比べて0.25人減りましたが、引続き20人を超える高い水準となっています。

仙台市によりますと、8月28日から9月3日までに市内44の医療機関から報告があった新型コロナの感染者は1020人で、前の週に比べ11人減りました。

1医療機関あたりの感染者数は市全体で23.18人で、前の週に比べ0.25人減りましたが、高止まりしています。保健所の支所別では青葉区が22.18人、宮城野区が16.13人、若林区が26.57人、太白区が18.9人、泉区が34人となっています。

一方、インフルエンザの1定点あたりの感染者数は5.34人で、前の週の1.84人から3倍近くに急増しています。仙台市では新型コロナ、インフルエンザともにさらなる感染の拡大が懸念されるとして「基本的な対策を徹底し体調が悪い時には外出を控えてほしい」などと注意を呼びかけています。