ペットが繁殖しすぎて手に負えなくなる「多頭飼育崩壊」をご存知でしょうか?
仙台市内のある住宅には、38匹ものネコが劣悪な環境の中で暮らしています。今回、ネコの保護活動を行う団体に同行し、多頭飼育崩壊の現場にtbcのカメラが入りました。

「多頭飼育崩壊」凄絶な現場

フッセジャパン仙台 阿部文子さん:
「玄関から朝、外に出たときにすごい湿度だったんで『これはどうなってるんだろう、あそこのお家は』って」

フッセジャパン仙台の阿部文子さんです。阿部さんらは、ペットフードの販売を行うかたわら、ネコの保護活動に力を注いでいます。5日は、38匹のネコが劣悪な環境で暮らす仙台市内の住宅に向かいました。

フッセジャパン仙台 阿部文子さん:
「最初は6年前に3匹。逆を言えば6年経ったのに38匹というのは、すごく少ないんですよ、異様な数。色々聞いたら、メスネコが出産すると、産んだそばからオスネコがくわえていって、食べちゃう。言葉を失いますよね」

住宅に到着し、許可を得て中に入れてもらうと…。