家族として迎えてくれる人に譲渡

阿部さん:
「動物病院に運んで、診てもらうようにします。顔にもね、お尻とかなめたときの血だと思うんですよ」

阿部さんらは今後、残るネコたちの保護を進め、愛情を注いでくれる人たちに譲渡したいと考えています。

フッセジャパン仙台 阿部文子さん:
「私たちはペットじゃなくて、家族として迎えてもらえるっていうのが希望ですよね。過酷だと思うんですよ。そういう環境でまた暮らさなくていいようにしてあげたい。そういう子が一匹でも減ればいいなと思いながらやってます」

保護したメスネコは診察を受け、健康状態には問題なかったということです。また、飼い主の女性は高齢なことと経済的な理由から多頭飼育崩壊に陥ってしまったと話しているということです。阿部さんらの活動はボランティアです。保護したネコには避妊・去勢手術のほか譲渡までの世話などで多額の費用が掛かります。こうした費用を補てんするためフッセジャパン仙台は支援金を募っています。