イタリアの人気観光地ベネチア市は5日、集中する観光客の数を抑えるため、来年から日帰り客を対象に5ユーロの入域料を徴収する案をまとめました。
記者
「きょうは9月初旬、ピークを過ぎた平日のはずなんですが、観光客でいっぱいです」
観光地として世界的に人気のイタリア北部・ベネチアは、あふれる観光客によって景観や環境が害される「オーバーツーリズム」の問題を抱えています。
地元の人
「観光客が多すぎて、多すぎて。ベネチア人は街を去らなければなりませんよ」
このためベネチア市は5日、来年から14歳以上の日帰り客を対象に、5ユーロ=およそ790円の入域料を徴収するとした対策案を発表しました。観光客が集中する春と夏のおよそ30日間試験的に導入されるということで、12日の市議会で審議される予定です。
ベネチアは過熱する観光への対策が不十分だなどとしてユネスコから危機にさらされている世界遺産「危機遺産」への登録が勧告されています。
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