5日現在、沖縄の南に気になる熱帯低気圧…台風13号と化するのか、天気はどうなるのか。解説します。

熱帯低気圧は風が強まると台風に変化…今週末は大雨に警戒

日比麻音子キャスター:
5日、東京都心は真夏が戻ってきてしまいましたね。

広瀬駿 気象予報士:
外に出ていると本当に暑すぎて、情緒なんて感じられたものではないぐらい、真夏のような暑さとなりました。

日比キャスター:
まだまだしぶとい夏となっているわけですが、心配なのが熱帯低気圧です。現在は(台風ではなく)熱帯低気圧ということなんですよね?

広瀬駿 気象予報士:
はい。沖縄の南に熱帯低気圧の中心があります。熱帯低気圧か台風かは、中心付近の風の強さで決められます。今は(最大風速)15メートルほどですが、約17メートルを超えてくると台風になっていくわけです。

今後24時間以内に風が強まって台風へと変わって、北東へと進んでいきそうです。予報円の西のほうを進んできた場合、7日~8日あたりに関東にかなり近づいて、荒れた天気となる恐れがあります。

(風が)そんなに強くならなかったとしても、今は猛暑と大雨がセットです。猛暑の影響で海が温まっているので、風が吹いてきたら雨が強まってしまう。週末にかけて大雨の状況が心配です。

日比キャスター:
引き続き、台風に備えるのと同じように、現時点から警戒をお願いいたします。